リノベーションをする上で気になるのは費用の面です。どんなところに依頼すればいいのか、調べておかなければ割高となってしまう場合もあります。部屋の箇所によっても相場がちがってきますので解説していきます。
リフォーム、リノベーションを依頼する施工会社にはタイプがあります。相見積もりをする会社を選ぶためにもいくつかを最初に決めておきます。
中古購入+リノベーションの人気から不動産業者・リフォーム会社などがワンストップリノベーション会社として新たに活動するケースが非常に増えておりますので、ワンストップリノベーションのメリットとデメリットについて簡単にご紹介をさせて頂きます。
リノベーション、リフォームには全面と部分的なものに分かれます。費用は状況などで変わりますが下記を目安として参考にしてみてください。
家を全体的にリノベーション(リフォーム)する場合は基本的に1坪いくらという形の見積もりになります。相場の目安は1坪35万円から45万円くらいが平均値になります。家の面積にもよりますが会社によっても金額がかわります。場所と内容は次の通りになります。
構造・・・間取りの変更、耐震補強、断熱材の充填、構造補強
水回り・・・システムキッチン、バスルーム、トイレ、洗面所の交換等
部屋・・・LDK拡張、フローリング張替えなど
内装・・・壁紙張替え、畳、障子、襖などの交換
外観・・・下胃壁、屋根の塗装、玄関ドア交換など
その他・・・トイレの新設、給湯器の交換、窓サッシの交換など
坪数で見る相場は次のようになります。
30坪・・・1050万~1350万円
35坪・・・1225万~1575万円
40坪・・・1400万~1800万円
45坪・・・1575万~2025万円
50坪・・・1750万~2250万円
部分的なリフォームの場合の見積もりの相場は次の通りになります。
交換する時期の年数には次の通りになります。
キッチン・・・10~20年
バスルーム・・・10~15年
トイレ・・・10~15年
外壁や屋根・・・8~10年
※使用頻度や使用等により、上記より早く交換が必要な場合もあります。(あくまで目安としてください)
依頼をするリノベーションの会社がいくつか決まったら現地調査をしてもらい、相見積もりをしましょう。会社によって全く金額や工事内容が違う場合があるので、比較検討するためにも強くオススメ致します。
希望するリノベーション内容やデザインイメージ、ご予算も必ず聞かれるので分かる範囲で用意しておきます。
◎依頼する条件を統一しておく
複数の業者に相見積もりをするために希望のリノベーション内容、条件や予算を出しておきましょう。違ってしまうと見積もりにもばらつきがでてしまい比較することができません。
◎間取図を用意しておく
間取図をコピーして準備しておき、業者に見せるとスムーズになり、精度のよい提案と見積もりをしてもらうことができます。
◎マナーを大切に
相見積もりをしていることを各会社に伝えておくようにします。そのときに会社名や内容は言わないようにしましょう。比較検討をしていることを伝えておけば見積もり金額も適正になりやすくなります。
◎相見積もりでやらないほうがいいこと
相見積もりをするときには以下のことはしないように気をつけましょう。マナーを守って気持ちよく見積もってもらえるようにしましょう。
・多すぎるくらいの会社への依頼
・他社の見積もりを見せて交渉する
・プランを何度も変更する
・電話とメールだけでの交渉
リノベーションの相場費用について解説いたしました。相見積もりをすることで比較することで予算にあった業者を選ぶことができます。悪質な業者に気を付けながらしっかり見極めていくようにしてください。満足のいく価格で妥協のないリノベーションを目指してみましょう。
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